1枚の葉っぱデッサンレッスを以前受けてくださったMさんが、私の投稿を読んでメッセージをくださいました
Mさんの作品(タイトルは「追求」)です
Mさんのメッセージをご紹介します
Mさんが受講された「1枚の葉っぱデッサンレッスン」の感想がこの文章にとても分かりやすく書いてあります
特に、太字にした箇所があなたに一番読んでいただきたいところです🥲
描いてみようと思わなければあんなに集中して長い間、葉を見ることも、葉の美しさに気付く事も、この人生においてなかっただろうと思うとそれだけで価値があるなと思いました。
「葉裏を描きたい」
Mさんの純粋な思いがこのようなドラマと(結果的に)こんなに美しい作品を生み出しました
わたしも絵を描くときにMさんと同じ絶望感を感じながら絵を描いているので、Mさんのメッセージを「うんうん、そうそう」と頷きながら読ませていただきました
本当に見るという行為ができるようになると
まず最初にやってくるのが
「絶望」です
「こんなに美しいものをわたしは描けるのだろうか・・・・」
そしてその絶望を胸に抱きながらモチーフである葉っぱを必死で見続け、手を動かし続けるしかないのです
そして「全然描けなかった・・・」と思いながら時間が終了となります
(ちなみに、わたしはこのレッスンが終了したら加筆しないようにお願いしています
なぜなら、もし後日加筆するとなると、レッスンの時と同じ線はどんなに頑張っても引けないので
全く別の作品となってしまう恐れがあるからです)
そして出来上がった作品を見て我々鑑賞者は驚くのです
なんて美しい時間をMさんは葉っぱさんと過ごされたのだろうと・・・・
未完成の作品ほど美しいものはないとわたしはいつもお伝えしています
Mさんにとっては未完成かもしれませんが
鑑賞者の我々から見たらこんな美しいデッサンを見たことがないわけです
美しい作品というのは、いつの時代もこうやって(絵描きさんが絶望感を抱きつつ描く)生まれてくるものなのだろうとの確信を持ちました
Mさんの言葉を最後に再掲します✨
終わる事なんて永遠にないだろう葉のデッサン。
尽きる事なく続く、葉への追求。
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