私の肖像画クラファンリターンの小さいサイズのモノクロ油絵の最後の作品が
あさちゃんこと石本麻美さんのもとに無事到着しました
この写真を撮った日付を見たら、なんと7月26日…。
今から2ヶ月以上前に完成し、私の不手際で乾燥が全く進まず、あさちゃんに「乾いたら発送しまーす」と軽い感じで連絡してから2ヶ月もお待たせしてしまいました…
数回、お詫びのメッセージを入れると、その度にあさちゃんは大丈夫だよ〜って優しく返信をくれました
一昨日の9月29日
少し、絵の具が柔らかい状態でしたが、工夫して梱包し、
「絶対に触らないでくださいね」って手紙に書いて、やっとこさ発送しました
昨日の夜、再配達で届いた絵を見て
あさちゃんはたくさんたくさん泣いてくれました。
明日子供さんの運動会に行くのに目が腫れてたらどうしよう…って心配になるほど、泣いてくれました。
「大好きなおばあちゃんの絵を描いて欲しい。
写真はあんまりないけど、
世界一大好きな私のおばあちゃんを描いて欲しい。」
そう言うあさちゃんはまるで、小さな子供みたいに可愛いかった。
あさちゃんが、おばあちゃんの話をする時、小さかった頃のあさちゃんに戻るんだろうなあ…って。
いただいたお写真はどれも、印象が違っていて、正面の笑顔のお写真はピントがあまり合っていなくて…。
だいたいのイメージしか分かりませんでした(せっかく探していただいたのにすみません
写真の資料が少なく、想像で描くご依頼もたくさんございます)
あさちゃんのおばあちゃんってこうかなあ…。
目もと、メガネ、顎、歯って多分こうかなあ…って。私の想像でひたすら描き続けました。
お待たせしたあげく、ほとんど私の想像だけで生まれてきてくれたおばあちゃん。
でも、私の不安心配とは裏腹にあさちゃんは心から涙を流して喜んでくださいました。
私の身体を通して、生まれてきたおばあちゃんは
可愛い孫のあさちゃんのもとに無事、帰っていきました。
あさちゃん
この度は本当にありがとうございました
ずーっと大好きなおばあちゃんとお話してくださいね