「芸術は
きれいであってはいけない
うまくあってはいけない
心地よくあってはいけない」
「芸術の三原則」より
写真は過去の中学生の線の模様作品(部分)です
彼女は美術室に入るや否や自分の作品とペンを持つと0.5秒で自分の世界へと入っていきました
毎時間、1学期中、ずーっとです
この作品は一筆書きで描かれていて
彼女は授業中、一度もペンを画用紙から離すことはありませんでした
彼女も人間ですから時々我に返り、天を仰ぎ、大きく深呼吸したりして
自分をリラックスさせようと工夫していましたが
その間もずっとペンは画用紙につけたままでした
時間を、惜しむように刹那に生きた彼女自身が表現された美しい作品です