世の中には、
「美しい絵」と、
「美しくない絵」があります。
美しい絵とは
「生きている絵」です。
生きている絵とは
文字の通り、
作家自身、描いた絵師が絵の中に入り込んでいて
永遠に生き続けている絵のことを言います。
その命は
鑑賞者、絵を見る人が、その絵の前に立ったときに
初めてこの世に生まれる命です。
美術館で絵の前に立つと
その絵が
言葉では、表現できないくらいの感動を覚え
その絵の中に入り込んでいって、絵の中から出られなくなることがありますよね?
その時あなたは
まさしく、生きている絵と
その絵の中で生きている絵師と出会い、
会話をし、
鑑賞者と絵師の化学反応によって起こる
時空を超えた世界を、自由に、自在に行き来しながら、
味わい、堪能しているのです😊
これが本当に
絵を見る
ということだと、わたしは思います。