絵にはうまい、下手など無くて
美しいか、美しくないか
しか無い…
と私は思っています。
ではその「美しさ」とは一体何なのでしょうか?
私がいつも思っている「美しさ」の基準。
それは
「モチーフに対する謙虚さ」
だと思っています。
謙虚であること、
モチーフに畏怖の念を抱いていること。
モチーフを愛していること。
美しい絵にはこの要素がたくさん感じられるのです。
モチーフの美しさを、
自分の感じる美しさまで到達できないもどかしさを
感じたまま完成した絵、美しさを追及し続けた絵を
美しい絵と呼ぶのだと思います。
精神論みたいでピンとこないかたもいらっしゃるかもしれませんが
美しさとはそういうことなのだと思うのです。