もし 世界中の人が 1枚の葉っぱの美しさを
心の底から感じて 一本の線を震えながら引くことができたなら
この世から争いごとは消えると思います。
美しいものに感動できる人は人を傷つけようとは思わないからです。
「美しいものを
美しいと思える
あなたの心が美しい」
相田みつをさんのあまりにも有名な詩がありますが
「美しいもの」というものは
実はこの世には存在していなくて
「わたしが」
「あなたが」
「美しい」
と思ったときに初めて
「美しいもの」
がこの世に誕生する。
この事実を知ったとき、
わたしは愕然としました。
そしてこの事実を知ること、学ぶことは
生きていく上で、実は一番大事なことではないのかと思ったのです。
美しいものを美しいと思えるような心を育む
「本当の意味での美術教育の時間」をもっともっと増やしていって欲しい!
と切に願うのであります。